7月30日から北海道札幌市にある北ガスアリーナで開催された全国高校総体ボクシング競技に、高校1年の杉本翔也がライトウェルター級の静岡県代表として本大会に出場した。全国の予選を勝ち上がった選手が集まった大会は、どの試合も迫力がある対戦が繰り広げられた。

本校にはボクシング部がないことから、杉本は水泳部に所属し、地元のボクシングジムで練習を行なっている。一回戦で香川県の選手と対戦した杉本は、1ラウンドを優勢に進めたが、2ラウンド以降は相手選手も手数を増やして反撃、最終3ラウンドまで両者譲らないもつれた試合展開となったが、結果僅差での判定負けとなってしまった。

本校からボクシング競技でインターハイに出場するのは今回が初めてであり、アマチュアボクシングの難しさを感じる大会でもあった。杉本にはこの大会で得た経験を活かし、このあと行われる新人戦・国体予選に向かって精進してくれることを期待している。

会場となった札幌市にある北ガスアリーナ

試合後、来年度の上位進出を誓った