水泳部３年の高遥香が8月にオーストラリアのキャンベラで開催された第10回ジュニアパンパシフィック選手権大会の日本代表として大会に出場した。

この大会の代表は、3月に行われたパリオリンピック選考会で、オリンピック代表に選ばれた選手を除いた19歳以下の上位選手の中から選ばれた。髙は400m.800m.1500m自由形の3種目に出場し、1500m自由形で見事3位入賞を果たした。

8月のオーストラリアは冬にあたり、朝の気温が2°Cまで下がるなど、コンディション管理に難しいところがあった。また、国際大会に出場して海外選手の体格の良さやコミュニケーション能力の高さに大変刺激を受けたという。自身初の日本代表として参加した大会で3位入賞という成績を収めることが出来たことは、本人にとって大きな自信となり貴重な体験が出来た遠征となった。

パリオリンピックの日本競泳陣は、メダルが銀1つという惨敗であった。早くも競泳界では立て直しの動きがスタートした中で、次のオリンピックの中心となるのが今大会に出場した選手である。4年後のロサンゼルスオリンピックの時、髙は大学4年生になる。競泳選手としては最も充実したタイミングで大会を迎えることが出来る。オリンピック出場を目指し、今後更に成長を目指す髙をこれからも見守っていきたい。