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城南静岡高等学校・中学校

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【学校よりR6年度】納豆を作りました

1年生が清沢の棚田で無農薬栽培をしているお米の藁を使って納豆作りに挑戦。短く切った藁を熱湯消毒してから、蒸し大豆を包みます。

それをお湯を入れたペットボトルとカイロといっしょに発泡スチロールの箱に入れます。保温をしたまま24時間、納豆菌が大豆に付いて発酵するのを待ちます。本来納豆菌は常在菌として、藁に付いています。私達が田植えや稲刈りをしている清沢の棚田は自然に囲まれ、無農薬•化学肥料を使わないお米作りをしています。そこの藁を使えば蒸し大豆は納豆になるはずです。

昨日大豆を入れた藁を保温して24時間が経過しました。発泡スチロールの蓋を開けると、納豆のような匂いがします。藁をそうっと開けてみると納豆菌がしっかり付いています。

これを一つずつビニール袋に入れて、冷蔵庫に入れ、またまた24時間置きます。

次の日、ドキドキしながら藁を開けると、表面が白っぽくなって納豆菌がしっかり付いていました。

天然の菌なので、匂いは売っている納豆とは違いました。取り出すときはしっかり糸を引いて、混ぜるとねばねばしてきました。清沢のお米と一緒に試食しました。

味は大豆の味が濃くて市販品のような強い味はしません。
納豆が苦手な生徒も今日は頑張ってトライしていました。企業が研究を重ねて日本人が好む味にしてきた市販品納豆の味に慣れている私達には少し違和感はありましたが、これが納豆菌本来の味なんだと思います。

ずっと昔の日本人はこんな味の納豆を食べていたのかもしれませんね。大豆を藁に包んてからワクワクドキドキの3日間、納豆作りは成功しました。

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