静岡県富士水泳場で行われた静岡県東部短水路水泳競技大会において、中学生女子が全国ジュニアオリンピック夏季水泳競技大会の参加標準記録をクリアし、本戦への出場権を獲得した。

全国ジュニアオリンピックへの出場権を目指してこの大会への出場を決めた。メンバー4人にはそれぞれに目標タイムが設定され、緊迫した精神状態でレースに臨んだ。第一泳者背泳ぎの近藤海心が、自己記録を更新するタイムで泳ぎ、第二泳者平泳ぎの薮崎そらに繋いだ。薮崎も設定したタイム通りに泳ぎ、第三泳者バタフライの中村朱里に引き継いだ。本大会好記録を連発した中村も予定通りの泳ぎでアンカーの橋本涼に引き継いだ。自由形の橋本もベストタイムで泳ぎ、見事に標準記録を突破した。

全国的にも学校水泳部が減少し、ほとんどのチームがスイミングクラブで出場するジュニアオリンピックに、学校水泳部として出場するのは本当にわずかでしかない。それだけ難しい大会への出場権を獲得したことを誇りに、本大会でもチームワークよく気持ちの良いレースをしてきたい。本大会は8月末に東京アクアティクスセンターで行われる。